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・・・・・・45「でんでん祭・奈良

『石上(いそのかみ)神宮(しんぐう)』・・・・・・






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6月30日(H26/2014)、

万葉時代からの日本最古の神社

と言われる奈良県天理市の
「石上(いそのかみ)」神社に行きました。
6月30日は、

ある神事(しんじ)があるそうです。







地元では、

太鼓の音で歩くので

「でんでん祭」と言われていますが、

「大祓(おおはらえ)式」という、

「夏越祓(なつこえばらえ)」と

「茅輪(ちのわ)くぐり」の

神事があります。

この神事は、

「元旦から6月30日までの半年間に、

私たちは、

知らず知らずの内に犯している

『罪やけがれ』を

祓(はら)い去り、

清い気持ちで生活させていただき、

また、豊作を祈る」

という,

ありがたい神事です。







境内(けいだい)に入ると、

まず、

ニワトリが迎えてくれます。




雅楽(ががく)が厳(おごさ)かに

聞こえてきます。



太鼓が「でんでん」聞こえ

「でんでん祭」と言われる理由でしょうか?


説明文です。


「神剣渡御祭(しんけんとぎょさい)」



祭神は「布留御魂剣

(ふるのみたまのつるぎ)」です。

「神武(じんむ)天皇の

大和(やまと)平定に先立ち、

天照大神が天皇に授け、

物部(もののべ)氏がこれを祀(まつ)って

氏神(うじがみ)とした」

と伝わっています。


いよいよ行列が

「神剣」を中心に練(ね)り歩きます。






剣は「七支刀(しちしとう)」で

金錦の袋に包まれています。








田植え作業を演じる女性がいます。


明治7年に、

時の「大宮司」の

「菅政友(かんまさとも)」が、

「盗掘を防ぐ」理由で、

「禁足地(きんそくち)」と呼ばれた

霊域(れいいき)を掘り起し、

「勾玉(まがたま)」などと共に

「剣」が発見され、

本殿を建立して、

つつしんでお祭りする

「奉斎(ほうさい)」をしたそうです。

「七枝刀(しちしとう)」と

それを納める「木枠」



その「剣」には、

約60文字の銘文(めいぶん)が

刻(きざ)まれ、

「369年に作り、

百済王(くだらおう)が、

倭王(わおう)に贈った」

とあり、

『日本書紀』に登場する

「七枝刀(ななつさやのたち)」

に間違いないと言われています。



行列を眺めていて、

古代のロマンをいっぱい感じました。




ところで、話しは変わりますが、

この「石上(いそのかみ)神宮」のすぐ隣に

「ル・レーブ」という

フランスレストランがあります。





















リラコース1300円の

「豚ロースソテー」と

「牛ほほ肉ラバー」を注文しました。



それがびっくりするほど、

美味しい料理です。

ぜひ、こちらにいらっしゃったら、

よってみてください。
電話は、0743-63-6922 です。

定休日は水曜日です。




















以上、

2人前 消費税込み で2800円でした。
本当に美味しかったです。