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83. 京都「 京丹後(きょうたんご) 

蟹(かに)の宿 

炭平(すみひら)」

・・・・・・・・・・・・

・・・「幻(まぼろし)の蟹」で

有名な

「間人(たいざ)蟹」・・・







いよいよ「蟹(かに)の

シーズンになりましたが、

「幻の蟹」で有名な 

「間人(たいざ)温泉」に

行って来ました。





大阪駅から「こうのとり」







京都で「福知山線」に乗り換え

「網野(あみの)駅}で下車。



駅前まで

宿から迎えに来ていただき、

荒波の日本海にある港

「間人(たいざ)」漁港を

見ながら、

今日の泊まりの

「炭平(すみへい)」に

案内してもらい、

その間、

「カニ」について、

全く知らなかった事を

教えて頂きました。





それは、

日本海でとれる「カニ」の名は、

通称「 松葉ガニ 」と言って

山陰地方の呼び名で、



「越前(えちぜん)蟹」の呼び名は、

福井県・石川県、

その他は、

「ずわい蟹」

だそうです。

そして、



丹後半島の 「間人港(たいざこう)」で

水揚げされた蟹を

「たいざ蟹」

というそうです。

「たいざ港」は、

五隻(せき)のみの

小さな漁港で、

冬場は海が荒れ

水揚げが極めて少ない そうです。

それで「幻の蟹」と

言われるようになったそうです。



ここまで説明を頂いて、



今夜の宿の

「炭平(すみひら)」

に着きました。



さっそく、

今晩の蟹を吟味し、

いただくことにしました。



まだ「足」が動いています。

横幅45から50センチ

甲羅(こうら)が17から18センチ

十分食べごたえがあります。





カニみそが タップリです。



さしみ用です。

とろり、とろける甘さ


生きた身です。






かにみそは、

淡い黄緑色のまろやかな舌触り


炭で焼きます。

実がキュット引き締まり、

これも絶品。

・・・美味しい・・・







次は、「せこかに」ですが、



「雌(めす)のかに」で

セイコ(福井)

香箱(石川)

こっぺ(丹後)

そして、

セコ・・・



など呼ばれますが、

卵がまた

とっても美味しい。

それに、

細い腕から

実がたっぷり飛び出し、

絶品の味。

これこそ

懐かしい「 蟹の美味しさ 」 です。

・・・美味しい・・・

「せこがに」が大好きになりました。









水だきです



まずは、蟹シャブ

数秒出汁にくぐらせて

口に含めると蟹特有の触感が



殻からのエキスが抜群

おじやが 美味しい。









泉質・・・

硫酸塩泉……

効能・・・

神経症・

高血圧・

筋肉痛・

関節痛・

・五十肩……

運動麻痺・

慢性消化器病・

冷え性・

病後回復・

きりきず・

やけど・

慢性皮膚病・・・



朝食をいただき、


かにのお土産を買うために




「魚政」に送ってもらいました。

かに専門店です。




1匹15000円です。


「せこかに」が1匹500円
安い!!!

「せこかに」大好き。

これからは、

「せこかに」ばっかり食べ ます。

財布に優しく、

かにの美味しさを、

一番味わわせてくれるのが、

「せこかに」です。





たいざの せこかに 
大 スキ~~~!!!



追伸、

[間人]を”たいざ”と読むのは、
聖徳太子の生母

{間人皇后・はしうどこうごう}が

昔、乱が起きた時に逃れるために、

この里に来られたが、

乱が治まり、この場所を

”退席( 対座 たいざ)” する時に、

お礼に自分の名を付けられましたが、

名前をそのままお読みするのは、

恐れ多いと、

「 間人 」を 「 たいざ 」と

読むようになったそうです。
それでは さようなら・・・








    
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