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「 薬師三尊 」(国宝・白鳳時代)


・「薬師如来(やくしにょらい)」

・「日光菩薩(にっこうぼさつ)」

・「月光菩薩(げっこうぼさつ)」


 (奈良県)





★奈良県の「方相宗(ほっそうしゅう)

 大本山」の世界遺産

「 薬師寺 」に行って来ました。

薬師寺は

天武天皇9年(680)に

天武天皇が皇后(後の持統天皇)の

病気快復を祈り発願(ほつがん)された

「1300年」の歴史を持つ寺です。



しかし、

長い歴史の中で

数々の天災・人災により

東塔を除く全ての建物が

火災により消失し、

「竜宮造り」と呼ばれた

壮麗(そうれい)な伽藍(がらん)の面影はありませんでした。



昭和四十三年(1968)、

高田好胤(こういん)和上が

お写経(しゃきょう)勧進による

白鳳伽藍(はくほうがらん)復興を始め、

平成30(2018)年で

「50年」となりました。



その間、西塔(さいとう)、 

中門、回廊、大講堂、

食堂(じきどう)と

白鳳伽藍の主要な堂塔が

おおよそ復興されつつあり、

それを見学しに行きました。



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中門の仁王像
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「東塔(三重塔)」(国宝・白鳳(はくほう)時代)

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塔の各層に
ひさし状の「裳階(もこし)」があり、
六重塔に見えます。







「金堂」

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昔は、燈火がなくても
金色(こんじき)に
光り輝いていたそうです。



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「薬師如来(やくしにょらい)」

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私たちの身と心の病気を
救ってくださる仏様です。
優しい微笑みに包まれ、
安心感がつたわり、
心が癒(いや)され、
心が磨(みが)かれていきます。。







その右側には
「日光菩薩(ぼさつ)」

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左側には、
「月光菩薩」

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以上が、
「薬師三尊」(国宝・白鳳時代)

と 言われています。





薬師如来の「台座」

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台座説明文
シルクロードを渡って来たことが書かれています。

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次に、
「大講堂」です。

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大講堂の本尊が
「弥勒三尊(みろくさんぞん)菩薩」
(重要文化財・白鳳時代)

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次に、国宝(鎌倉時代)の
「東院(とういん)堂」

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ちょうどこの日は、
お説教の日でした。

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三像

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気品と若さが漂う
「聖観世音菩薩
(せいかんぜおんぼさつ)像
(国宝・白鳳(はくほう)時代)
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二重の首飾り・
肩あたりまで分かれて垂れ下がる髪・
透きとおる衣服・
繊細で美しい指の動き・
直立不動の直線姿勢・・・。
きれいですね。
これらは、
インドのグプタ王朝の影響だそうです。








    
1991516

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