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32・★水間寺 (みずまてら)

「聖観世音 菩薩(せいかんぜおん ぼさつ)」 9/1

(大阪府・貝塚市・水間寺)



今年は、

8月中旬から全国的に

低温と降雨と台風が続き、

また、

8月下旬からは「秋雨前線」で、

毎日雨が降り続き、

所によっては、

集中豪雨や竜巻によって、

被害が多く出ています。


そこで、

野菜を栽培している者として、

雨の合間をねらって、

9月1日、

「厄除け(やくよけ)」で有名な、

大阪府の南の方の貝塚市

「水間寺(みずまてら)」に、

行って来ました。








「水間の創建の話」

奈良時代の「聖武(しょうむ)天皇(42才)が、

病に伏(ふ)せていた時、

夢の中のお告げに、

「奈良の都の西南の方角に、

観世音 菩薩(かんせのん ぼさつ)が、

ご出現なされる」

とあり、

僧の「行基(ぎょうき)」が

探し求めて行くと、

美しい水の流れる巨岩の上に、

白髪の老人が、

手に一寸八分(約6㎝位)の、

一体の仏様を手に持ち捧げ、

「汝(なんじ)を待つこと久(ひさ)し」

と言って、

行基(ぎょうき)にその仏様を手渡し、

そして、

龍(りゅう)となって

昇天(しょうてん)した」

と記されています。









降臨(こうりん)の瀧


その時の仏様が、

水間寺の本尊。

しかし、

1585年と1784年の2度消失。



現在の本堂は、

1811年に再建されました。




立派な本堂です。


本堂の正面




美しい輝きの金色に包まれた本尊

「聖観世音菩薩」です。

美しいお顔を拝顔しました。


三重の塔(お正月には、

餅(もち)まきがあります。)


三重の説明








側には、蓮の花が咲いていました。



もう一度、

本尊を拝顔しました。


美しい輝きの金色に包まれた本尊

「聖観世音菩薩」



厄除け(やくよけ)の仏様です。

手を合わせました。



人が命尽きる時、

「最も会いたい人」の姿が

「菩薩」となって、


目の前にあらわれ、


目を閉じれば、


その人の命は、


菩薩が手に持つ

「蓮の花」に包まれ、


気が付けば、

「浄土」に生まれかわっている、

のだそうです。





美しい輝きの金色に包まれた本尊

「聖観世音菩薩」

の前で、



じっと手を合わせると、

「蓮の花」に包まれ、

「浄土」に生まれかわれる

この場所でこそ、


災いがすべて飛び去ることが、

分かってきました。


手を合わせていると、

この世の災(わざわ)い、

厄(やく)は、

すべて避けていき、



心は、

この歌の様に

「清みわたります」


「水 なかみえ、

清き流れの水間寺、

願ふ心の底は濁(にご)らじ」