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31・★京都「平等院 鳳凰(ほうおう)堂」6/5

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雨の合間をねらって、

新しく修理された京都の平等院鳳凰堂に行きました。

「この世の極楽浄土(ごくらくじょうど)」と言われ、

「十円銅貨」の図柄や

「1万円札の鳳凰」の図柄では、有名ですが、

なぜ「この世の極楽浄土」なのか、

意味がよく分かりません。



町内会(自治会)のバスツアーがありましたので、

参加させて頂き、

京都の平等院に行ってきました。








十円玉でよく見る平等院ですが、

「平等院」は、

1053年、藤原頼道(よりみち)によって、

阿弥陀如来(あみだにょらい)

を安置する阿弥陀堂(あみだどう)

として建立(こんりゅう)されましたが、









屋根の上の鳳凰(ほうおう)が、

鮮やかな「金色」で、


1000年あまり前の輝きが、

そのまま再現されて、

金色の姿によみがえった「鳳(ほう)」と

「凰(おう)」が羽ばたいています。










「この世の極楽」に行くには、

まず、入場料を払い、


橋を渡って中に入ります。



部屋に入ると突然、


美しい輝きの金色に包まれた本尊

「阿弥陀如来(あみだにょらい)」に出会います。






命つきようとする人が、


安らかな往生(おうじょう)をとげるため、


この世に迎えにこられた御姿だそうです。






極彩色の天井に、「無数の鏡」がはめ込まれ、


仏教が説く「三千大千世界」が、


一つ一つの鏡に映しだされているそうです。






しゅびだんを飾る、

無数の螺鈿(らでん)の、


瑠璃色(るりいろ)の蓮(はす)の花びらに、


御本尊が座っておられます。









柱と壁には、仏をたたえる

「菩薩(ぼさつ)」たちが描かれています。



雲の中の「供養菩薩(くようぼさつ)」は、

52躯(く)あり、


さまざまな楽器を奏で、


本尊の阿弥陀如来に従って、


信じる人をたたえ、守り、


この世に別れを告げようとする人の

「命」を励まし、


浄土(じょうど)に

誘(いざな)うそうです。




人が命尽きる時、

「最も会いたい人」の姿が

「菩薩」となり、


目の前にあらわれ舞い踊り、


目を閉じれば、


その人の命は、


菩薩が手に持つ「蓮の花」に包まれ、


気が付けば、

「浄土」に生まれかわっている、

のだそうです。













このお話を聞きながら、

仏様を眺めていますと


心から癒(いや)されてきました。


「この世の極楽浄土」


平等院が建立された当時、


美しい輝きの金色に包まれた本尊

「阿弥陀如来(あみだにょらい)」の前で、


「蓮の花」に包まれ、


「浄土」に生まれかわれる

この場所こそ


「阿弥陀浄土」

そのものだったことが分かりました。

もう一度

「阿弥陀如来」の写真を載せます。


手を合わせてみてください。



極楽浄土が見えてきますよ。