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【6月19日(月)晴れ 51番M・K】
私は、一人の友を失ってしまいました。
私には、どうしてこうなったのか、
はっきり分からないのです。
ただ分かっていることは、
彼女と私が会っても、
どちらも口を開かず
知らん顔をするのです。
つい最近まで、仲良く、
朝も帰りも一緒だったのに……。
彼女は、私と仲良くする前に、
親友がいたのです。
でも、中学3年の終わり頃には、
その親友の悪口を
私に言うようになったのです。
だから、彼女はもうその人を
親友とは思っていないのだろうと、
私は思っていたのです。
それがどうでしょう。
私と上手くいかなくなったら、
もう彼女と仲良く、
朝も帰りも一緒にいるではありませんか。
私は何か裏切られたような
気持ちになったのです。
友とは、何んですか?
私には分からないのです。
友とは、何んでも語り合い、信じ合い、
励まし合うものではないのですか。
向こうの友が嫌になったら、
こっちの友。
こっちでは向こうの
悪口やおべんちゃらを言う。
私は何度か
こういう事にぶつかって来ました。
その度に、
友を作る自信がなくなるのです。
この世には、私と本当に
親友と呼び合える人がいるのでしょうか?
私は中学の時から、
仲の良い友はたくさんいます。
でも、この人なら親友と呼べる
と思ったとたんに裏切られるのです。
M先生、そんな経験はありますか?
この日誌を書いていたら、ふと、
「遠くに行きたい」
の歌が浮かんできました。
「……遠い町、遠い海、夢はるか一人旅、
愛する人(友)と巡り逢いたい、
どこか遠くへ行きたい……」
なんだか、しんみりしてきて、
涙が出て来たわ。
人生は長いんだもの。一生かかってでも、
「親友」と呼び合える人を
見つけてみせるわ。
M先生、応援して下さいね。
話し変わって、
家族の事を話すのを忘れていた。
父48歳。お腹が太鼓のように大きい。
ものすごく子供好き。
近所の子供といつも遊んでいる。
母46歳。ものすごーく、ヒステリー。
父とすぐに喧嘩して、
「どっちが悪いか、子供に聞いてみて!」
すぐこの言葉を言う。
私は、どうして二人が喧嘩した訳を聞いて、
私の意見を言う。
何だか 裁判官 みたいね。
兄21歳。大学3年。
足の長さが私と同じなので、
悔しがっている。
勉強では頼りになる。
兄18歳。大学1年。
バレーボールをしていたので背が高い。
上の兄が羨ましがっている。
私はこの兄と、よく喧嘩する。
私を叩きにくる。
父は、兄の味方をするので、
許せない。
最後に私。15歳。
一番上の兄は、
家で私が一番恐い、と言う。
でも、私は、ものすごく涙もろく、
テレビを見ていても、
すぐに涙が出てくる。
ホームシックにもかかる。
ロマンチックな所もある。
以上、私の家族でした。
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「友」について書きます。
が、この日誌には、友(親友)について
多く書かれてあります。
例えば、
6月15日の49番MSさんのもそうです。
ぜひ、読んでおいて下さい。
「友とは、何か?」
ですが、ぼくにも分かりません。
古代から現代まで、人間は、
悩み続けてきました。
君は、友とは、
1、何んでも語り合い、
2、信じ合い、
3,励(はげ)まし合う、
ものだと書いています。
事実そうです。
ただ、もう一つ大事なことを
付け足してほしい。
それは、『許し合う』ものだ、
という事です。
1、 心に壁を作らず
『何んでも語り合う』
2、お互いの心を
『信じ合う』
3、お互いがすべてに努力出来るように
『励まし合う』
そして、
4、友の心に暗い影がさしたとしても、
それを『許す』ことが出来る。
それが、
親友だと思います。
「親友でいるための四つの条件」
を書いて置きます。
これからの君の人生に役立つ
「親友を持つための四箇条」です。
1、 いつでも相手を 許す こと
2、 心から 何でも語る こと
3、 相手を 信じる こと
4、 自分のことは何をおいても、
相手を 励ます こと
追伸、
「遠くに行きたい」
の歌ですが、
もう十年も前のNHK
「夢であいましょう」の
「今月の歌」の一つで、
ジェリー藤尾
(グリコカレーの宣伝
コマーシャルででている。)
という歌手が歌っていました。
この番組から、
「上を向いてあるこう」や
「こんにちはあかちゃん」の
ヒット曲で生まれた。
作詞・永六輔、
作曲・中村八大の曲です。
出演は、渥美清・坂本九……。
以上
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