見出しページ




24 59・石川県 加賀・片山津

 『 那谷寺(なたでら)』

「 奇岩 遊仙境(きがんゆうせんきょう)」 

★「大阪」駅から「特急 サンダーバード9号」で、

「加賀温泉駅」まで(約2時間30分)行き、

加賀周遊バス(キャンバス・1日500円)で、

「那谷寺(なたでら)」(約30分)に行きました。

ここは、

「奇岩遊仙境(きがんゆうせんきょう)」

で有名なので行ってみました。









左右に仁王像が描かれた門を入ると、

濃い苔(こけ)の参道があり、













すぐ左手の御本尊

「十一面千手観音」が安置された

「金堂(こんどう)」があり、

入ってびっくりしました。

お顔の拝顔は、

足もとから7~8メートル上を見上げる、

「十一面千手観音」の大きな観音様でした。











前日までの梅雨で濃くなった、

苔(こけ)の参道を歩いて行くと、






左から「奇岩遊仙境」が、

目に飛び込んできます。
「奇岩」は、

古代の海底火山の噴火口です。







まず、右の階段を上がり、

岩窟の「胎内くぐり」の御本尊

「十一面千手観音菩薩」を拝顔し、













外に出ると、

「奇岩」が、また目に飛び込んできます。








あの「奇岩」を、

芭蕉も『奥の細道』で、

「石山の 石より白し 秋の風」

と残しており、

句碑があります。










いよいよ、

「奇岩」に挑戦する鳥居をくぐり、











一番上まで登って、






中を覗いて、

輪廻転生(りんねてんしょう)
(新しく生まれ変わること)を願いました。







降りてきて、重要文化財の

「三重の塔」を見て、








ふと、欄干を見るといました、

「棟梁(とうりょう)ザル」です。
この「さる」は、

「苦難がさる」と言われる「さる」で、











しかも、「縁結びの神様」の

『庚申(こうしん)さん』の使いをします。















庚申(こうしん)さんは、

『粟津の恋物語』・『お末と竹松』など、

古来より「願掛け」の神様です。

この「さる」は、そのお使いとして

「ご縁成就の橋渡し」をしてくれるのです。

よく見ると、

ノミと金槌(かなづち)を持って、

お仕事をしています。

ついつい、

頭をなでてしましました。












「願い事」のある方は、

「庚申(こうしん・青面金剛)さん」に

『なむしょうめんこんごう

(南無青面金剛)』を、

三度唱えてください。

願いが叶うかもしれません。







『南無青面金剛・

南無青面金剛・

南無青面金剛』