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・・・・・・70「 日本三景の一つ 

『 天橋立(あまのはしだて) 』
最強のパワースポット・・・・・・






☆☆宮城県・陸前の『松島』、

広島県・安芸の『宮島』と共に

日本三景の一つ

京都府・丹後の

『 天橋立 』に行って来ました

(2016〈H28〉/12/26.27)☆☆



昔から「観光パワースポット」で有名です。、

関西地方に住んでいると、

「いつでも行ける」という気持ちが有り、

案外、行ってない人が多いようです。

そこで、行って来ました。

大阪駅から

「こうのとり」に乗り、

福知山で

「特急はしだて」に乗り換えると、

2時間30分、

アッと言う間に着きます。


こうのとり


特急 はしだて




神代(かみよ)の昔、

国生みをなさった

「いざなぎ(伊邪那岐)の神」が、

地上の丹後・

真名井(まない)神社の地に

祀(まつ)られている

「いざなみ(伊射那美)の神」のもとに、

天から大きな梯子(はしご)を

地上に立て架(か)けて、

通われていましたが、

ある日、

地上の

「いざなみの神」が

就寝(しゅうしん)なさっている時、

一夜にして

梯子が倒壊(とうかい)し、

それが「天橋立」になった

と伝えられています。



市のマンホールにも

「天橋立」








この日は、曇り空。

まず、天橋立神社にお参りして、





すぐに、

フェリーに乗り12分。

船着き場にある

「籠(この)神社」を通り抜け、






ケーブルカーで

丘の上にのぼりました。




なるほど、

倒壊した梯子が横たわっています。

昔から写真でよく見る

「天橋立」です。


ここは、逆さになりのぞく

「股(また)のぞき」で有名です。


逆さにしました。






さあ、いよいよ、

「パワースポット」に行きましょう。

先ほど通りすぎた

「籠(この)神社」に戻ります。




「籠(この)神社」の主祭神は、

天照大神(あまてらすおおかみ)の

御孫神になられる、

「ひこほあかり(彦火明)の

命(みこと)」で、

「豊受大神(とようけおおかみ)

(五穀農耕(ごこくのうこう)の祖神)の

籠(こ)もられた

御神鏡をお持ちになって、

丹後に天降られ、

丹後・丹波地方を

開拓(かいたく)し、

「豊受大神(とようけおおかみ)」を

お祀(まつ)りになった神様です。



「籠(この)神社」の説明


鳥居







お社(やしろ)の

高欄上の隅々には、

五色(赤・黄・青・白・黒)の

座玉(すえたま)が拝せられ、

伊勢神宮とこの神社のみだそうで、

格式の高い神社だと分かります。







「魔除の狛犬」と言われる、

鎌倉時代の狛犬で重要文化財です。




「倭宿禰(やまとのすくね)」

も祀られていました。

神武(じんむ)天皇が、

明石海峡にたどり着いた時、

亀に乗って現れ、

案内したそうです。









さて、

「籠(この)神社」、

天照大神が

4年間お祀(まつ)りされていましたが、

その後、

「伊勢」にお移りなった。

が、

天照大神は、

「自分一人では、

食事が安らかに出来ない。」と、

五穀農耕(ごこくのうこう)の祖神の

「豊受(とようけ)大神」を

お呼びになられた。



そこで、この地は、

「元伊勢」と

呼ばわれるようになったそうです。





さあ、それでは、

いよいよ、

強力な「パワースポット」に行きましょう。





それは、

「天照大神」が、

倭(大和)の国(奈良櫻井市)から、

初めて遷(うつ)られた、

目的地の

「真名井神社」です。





「籠神社」から歩いて15分、



少し雨も降ってきました。



ところが、

まさか……。

「工事中」で

「移転のおしらせ」、




本当に、まさか、

今さっきお参りした、、

「籠(この)神社」に

移転していました。
しかし、

ここでめげては何にもなりません。

参りましょう、

その地に……。






後に聞いたのですが、

平成28年から、 

やしろの「立て替え」と同時に、

「発掘」しているそうです。

そして、なんと、

この地域は、

「縄文時代」や

「弥生時代」の

土器や埴輪等が、

どこからでも、

ごろごろ出てくるそうです。

それは、やっぱり、

「強力なパワースポット」です。

地場エネルギーが高いとされ、

芸能人も多くが訪れる、

格式のある神社だそうです。







行きました。





真名井神社

籠(この)神社の奥宮。

主祭神は、

伊勢神宮と同体の

「豊受(とようけ)大神(おおかみ)」です。





境内には、

ご霊水が湧き出ており、

「真名井」とは、

水に与えられる

「最高の敬意」だそうです。





「おやしろ」を

テントで覆い囲っています。




工事中の方にお聞きすると、

中に入っても良いそうで、

入らせていただきました。



岩の「うばたらい」があります。



その横から

何となく奥に進みますと、

な、なんと………!!

天照大神(あまてらすおおみかみ)と

「豊受(とようけ)大神(おおかみ)」の岩が、

鳥居の奥に

鎮座してありました。

びっくりです。

工事中でなければ、

この場所まで入っていけません。




まさか、

神代の昔の世界に

入り込んだ様な錯覚に、

伝わって来ました。

『バック・ツーザ・フューチャー』で、

2500年前に

戻ったようです。






発掘によって、 

何が出土するのか、

楽しみと同時に

神代の領域に

侵入した時にでも感じる神秘さが、 小雨の滴と混ざって、

肌にひしひしと

迫って来るのが分かりました。

雨の中、

もう一度

「籠(この)神社」の

仮社に詣でて






神秘の「強力のパワー」を

頂いて帰りました。

なお、

平成30年の秋には、

新しいお社が完成するそうです。

その時には、

ぜひもう一度、

お参りに来させて頂きたいと思います。