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88. 「 奈良県 」


・・・・・・「薬師寺」・「談山(だんざん)神社」と

「リバーサイドホテル 金剛(こんごう)乃湯」

・・・・・・


★奈良県の「方相宗(ほっそうしゅう)

 大本山」の

世界遺産「薬師寺」に行って来ました。

薬師寺は

天武天皇9年(680)に

天武天皇が皇后(後の持統天皇)の

病気快復を祈り発願(ほつがん)された

「1300年」の歴史を持つ寺です。



しかし、長い歴史の中で

数々の天災・人災により

東塔を除く全ての建物が

火災により消失し、

「竜宮造り」と呼ばれた

壮麗な伽藍の面影はありませんでした。



昭和四十三年(1968)、

高田好胤(こういん)和上が

お写経(しゃきょう)勧進による

白鳳伽藍(はくほうがらん)復興を始め、

昨年の平成30(2018)年で

「50年」となります。



その間、西塔(さいとう)、 

中門、回廊、大講堂、

食堂(じきどう)と

白鳳伽藍の主要な堂塔が

おおよそ復興されつつあり、

それを見学しに行きました。



















中門の仁王像









「東塔(三重塔)」(国宝・白鳳(はくほう)時代)


塔の各層に
ひさし状の「裳階(もこし)」があり、
六重塔に見えます。







「金堂」


昔は、燈火がなくても
金色(こんじき)に
光り輝いていたそうです。









「薬師如来(やくしにょらい)」


私たちの身と心の病気を
救ってくださる仏様です。
優しい微笑みに包まれ、
安心感がつたわり、
心が癒(いや)され、
心が磨(みが)かれていきます。。







その右側には
「日光菩薩(ぼさつ)」






左側には、
「月光菩薩」






以上が、
「薬師三尊」(国宝・白鳳時代)

と 言われています。





薬師如来の「台座」




台座説明文
シルクロードを渡って来たことが書かれています。







次に、
「大講堂」です。











大講堂の本尊が
「弥勒三尊(みろくさんぞん)菩薩」
(重要文化財・白鳳時代)










次に、国宝(鎌倉時代)の
「東院(とういん)堂」






ちょうどこの日は、
お説教の日でした。




三像










気品と若さが漂う
「聖観世音菩薩
(しょうかんぜおんぼさつ)像
(国宝・白鳳(はくほう)時代)

二重の首飾り・
肩あたりまで分かれて垂れ下がる髪・
透きとおる衣服・
繊細で美しい指の動き・
直立不動の直線姿勢・・・。
きれいですね。
これらは、
インドのグプタ王朝の影響だそうです。










白鳳時代の「薬師寺」と別れ、

車を南に走らせ、

次は、

「談山(だんざん)神社」です。






「十三重塔」(重要文化財)







前の広場で「蹴鞠(けまり)」が行われます。






パワースポット






縁結び






「東殿」で「恋神社」と呼ばれています。






その横の山道を登って行くと、




10分後に、
「談(かたら)い山」に出ます。


ここは、
645年の「大化改新」の密談
中大兄(なかのおおえの)皇子
後の天智天皇と
藤原鎌足(かまたり)が
密策を行った場所だと言われています。













今日は、これくらいで



車を南下させ、

いよいよ

「金剛乃(こんごうの)湯」温泉です。








国道24号線で和歌山方面に走ると、

大きな看板が目に飛び込んできます。



「リバーサイドホテル・金剛(こんごう)乃湯」です。






この温泉、日帰りなら、
700円です。






この温泉は、

地下1300mの天然温泉で、

「ナトリウム塩化物炭酸水素温泉」、






効能は、

関節症・腰痛・神経症・

五十肩・打撲・高血圧・

自律神経不安症・

ストレスうつ状態・

疲労回復・切り傷・冷え性・・・


PH 7.6



中につかると、

肌が ツル ツル

「美肌の湯」です。

ちょっと「 濁り湯 」で、

「 とろみ 」のある

初めての湯の感触です。

天然源泉100%だそうです。






露天も素晴らしい・・・

いつまで入浴していても

のぼせませんでした。



「ほていさん」が

何か話しかけてきます。

いい湯です・・・。

しあわせです・・・。